DQII

Lv.12:砂漠を超えた。

「残念だったね。また挑戦してくれよ」 準備のために薬草やら、なんやらをいろいろ買った後に感謝の気持ちとしてもらった福引券。惜しいところだったが、結局全部ハズレに終わった。ムーンペタの町に戻ってきて旅の準備を進めている。キッチリとした目的は見…

 Lv.xx:勇気と希望。

 ここはリリザの町。聖なるナイフを買いに一旦、ローレシア大陸に戻った一行。その夜。ローレは既にベッドで大の字になって眠っている。宿についたら直ぐに何もせず夢の中へと旅立った。まるで、見知らぬ場所に旅行に来て、日中はしゃぎ過ぎた小さな子どもの…

Lv.11:ムーンブルクの王女になった。

 眩い光が辺りに立ち込め、目を開けるとゆるいウエーブのかかった髪がふわりと揺れる綺麗な少女が目の前にいた。持っていたラーの鏡は反動で砕け散り、跡形もなく消え去る。 暫くの硬直が互いに起こったが、少女は先に我に返り、自身が元の姿に戻れたことを…

Lv.10:ムーンブルク城の惨劇を見た。

 ちょっと前の自信はどこへやら、ムーンブルク城を目指すつもりが、ちゃんとした位置を把握してなかったので偉く苦労することになる。 その最たる原因は【マンドリル】——凶暴な大猿、大きさはゴリラに匹敵する——や【リビングデッド】——人が腐ったよう…

Lv.9:ムーンペタの町に向かった。

 ローラの門を無事に潜り、地下通路を歩いているときだ。右に曲がる方と真っ直ぐに行く方があって、右に何かあるのかと見に行ったら、何もない小島に出た。足元を注意して調べたが結局何もなく、仕方なしに戻ろうとしたら、不気味な仮面をかぶっている【まど…

Lv.8:扉を開けに回った。

「後は帰るだけだねー」 倒せた後、無事に銀のカギを手にして、二人で笑い合う。「でも、こっちも探索してないぞ」 洞窟を戻っていたとき、分かれ道の左手部分の洞窟の穴が気になり、そちらに進む。その奥には宝箱二つあり、一つはお金。もう一つは…。「キ…

Lv.7:銀のカギを探した。

 ローレシアの南の祠に着いた。一人の老人が焚き火をしており、奥に鍵の掛けられた扉が見える。「この世界には銀のカギと金のカギのニつがあり、扉にもそれに合うニつの種類の鍵穴がある」 挨拶したら、そう返された。そう言えば、サマルトリアの牢獄にいた…

Lv.6:サマルが棺桶になった。

 勇者の泉の捜索を終えて、満足したその帰り道に悲劇は起きた。丁度、ローレシアのお城への近道である毒沼を渡っているときである。「ちょっと待って……」 引き止めるサマルにどうしたのかと振り返ると、崩れ落ちる彼の姿があった。思わず駆け寄り抱き支え…

Lv.5:サマルトリアの王子を見つけた。

 城下町の道具屋の横で休憩した後、ローレシア城に戻り、謁見の間にいる父王に会いに足を進める。彼がローレシアに来る目的は旅の同行を願い出ること、先代勇者より受け継ぐ使命。つまり、謁見の間にサマルの王子もいると思ったのだが………。「先程、サマル…

Lv.4:勇者の泉を目指した。

「えっと、泉はここからずっと東だな」 再びサマルトリアの城を出る。途中で『毒を持つ敵がいる』と忠告を受けた。そのため、城下町で毒消し草も一個だけ購入する。薬草もきっちりと確保し、ひたすら平原の続く谷間を東に歩く。少し慣れて来たけれど、まだ強…

Lv.3:サマルトリアの王に会った。

 幾らか歩いたか不明。時刻は既に夕暮れになっていた。辺りは薄暗く、視界が悪くなって来た頃、襲い来るは新たな敵、【ドラキー】——悪魔のような尻尾に蝙蝠のような翼を持ち、鋭い牙で襲って来る黒い物体——の空中からの攻撃に翻弄される。「うわ!?」 …

Lv.2:リリザの町に着いた。

「死ぬかと思ったんだぞ」 滑り込むように町に入る。 途中までは順調だった。迂回した山の西側に出たとき、モンスターが一段と強くなった。巨大な蟻【アイアント】は、外殻が硬く一撃で倒せない。一匹に苦戦すると、その分大きな隙となり、反撃を多く食らっ…