DQ2と俺冒2について

 ここは小説の後書きような感じです。
『俺たちの冒険の書No.002〜ローレシアの王子〜』(長いので以下『俺冒2』)について語ります。
上記を読んでくださってから読んでくださると嬉しく思います。





 昔っからちゃんとプレイしたことがないのに好きなナンバリングで上位に食い込むのがこのDQ2です。
お陰で、裏技や小ネタを一番良く知っていました。
(有名なふっかつのじゅもんも)

 気付いた人もいるかも知れませんが実際にプレイした時、ちょいちょいそれを使っています。
一つは雷の杖の回収売却での資金稼ぎ、もう一つは水の羽衣二着目ゲットです。
(実は、はかぶさの剣も作ったのですが、元々Lvを上げ過ぎていたのか、思いの外ローレ無双であっさり倒せてしまったので、リセットして稲妻の剣のみで戦いました。それが小説の連戦です)

 とう言うわけで、大きなストーリーは知っていましたが、細かいストーリーや地理が曖昧なため、海で物凄く難航しました。
デルコンダルさえ見つかっていれば、海のシーンだけの話を作るハメにならなかったのに…とか思ったりしました。
自分の居場所が正確に分かる世界地図マジで欲しかったです。
当たり前にあることの有難さを痛感しました。
文明の力ですね(違います)

 あと、DQ史上最高難易度のゲームと言われているだけあって、何度全滅したかわかりません。
ベホマラーや全体特技が何度欲しいと思ったか…。

閑話休題

 全体のストーリーとしては、あるようなないような感じで、だらだら続いてしまったところが反省点です。
街の人の会話からバックストーリーを妄想したりはしました。
うまく取り入れられているかは謎ですがw
 上記に加えてSFC版の設定を番外でちょいちょい挟んでおります。
サマル呪われ事件やムーンブルクの冒頭がそれです。

 そして、今回の目玉は三人のそれぞれの思いですね。
性格は最後の二人のセリフから妄想です。

 妹にのんきものと言われた、物事は良く知っているがどこかのんびりしている魔法戦士型のサマル。
 ムーンブルク王も魔法を駆使していた、魔法国家に生まれた頭が良くキレる賢者よりの魔法使いムーン。
 その二人と、脳筋と言われるMP0のローレが主人公補正で最後は唯一の攻撃手段として頑張る。
そんな三人のお話です。

 この三人はそれぞれに特化しているのでギスギスすると言うより、互いに助け合っていくイメージがあります。
なので、劣等感をそれぞれ持ちつつも出来ないことを卑下にするのでは無く、助け合う感じにしたいと思っておりました。

 まず、ローレは愛されて育ったので純粋培養です。
城にいたので礼儀作法を心得てはいますが、どちらかと言うと箱入り息子な感じです!
自由奔放なヤンチャな少年です。
それを呆れながらも助ける頼れるお姉さんムーンとローレに褒められることで自分の地位を確立できていき、ローレを全力で助けようとするサマルと言う構図が出来あがりました!
あと、ムーンは甘えることが苦手なので、知らず知らずに溜め込んでしまったところを二人に助けられたという感じで、戦闘だけでなく精神的に持ちつ持たれつな関係な感じです。
(うまく表せているかはまた別の話)

 三人の名前ですが自分の決めたローレの名前で決まった二人の名前で貫こうと決めていました。どの名前になるかと言うシステムは把握していなかったのでトンヌラやすけさんになっていたら、今以上にネタに走っていたかもしれません。
まいこも潔く受け入れました。
そのお陰で余計な設定をモリモリしてしまいましたが。
ちなみにロレンという名前はローラの男性名であるローレン(Loren)からです。

 これらの経験を踏まえて、今後のオマケ的な要素であるED後の話が書けたらいいなって思っています。
それらは無事完結した際に語ろうと思いますので気長にお待ちください。
いつになるやらですが…。

 最後にドラクエシリーズの一ファンとして、色々考えさせてくれることの喜びと、最終的な答えを知りたいジレンマがありますが、こう言う妄想を楽しめることも、魅力の一つだと思っています。
やはり、この世界観を作ってくださった本家ゲームには感謝しかありません。

 最後にこの拙い文章、及び小説を読んで下さり有難うございます。

ただのDQファンのアドライデ