DQBとDQB2と短編について

 今回はビルダーズ1と2について語っています。
この二つにはナンバリング外で初めて手を出したDQといっても過言ではありません。
DQ1の勇者が「はい」と答えた後の世界とか、DQ2のクリア後を舞台にした世界とかもう魅力たっぷりなのがいいですよね!

以下、プレイ当時の妄想を踏まえたあとがきですので畳んでおきます。
ネタバレ注意です。

 





【こうして作られた世界】

 
 はじめに、あの闇の戦士が【勇者】であると仮定しています。
そこから、『なぜ【勇者】は魔物となったのか?』と言う妄想です。
竜王が与えたものはラライの現象に近いのではないか。
【勇者】が求めていたのは自分で考える力と誰にも影響されない世界。
しかし、それは孤独と引き換えで、徐々に心が壊れていった末路ではないでしょうか。
そう妄想したので形にしてみました。

『はい』と答えた理由は様々だと思いますが、そこから数百年ずっと生き続けていると思うと切ないです。
ビルダーズの話には勇者がいません。よって、この【勇者】を救える人もまたいません。
竜王を倒せても勇者の奇跡はありません。
そう言う仄暗さがこのゲームにはあるような気がします。

 それらを踏まえてのアンチテーゼのようですよね。
あと、ルビスと竜王の関係を自分に教えてください。
ビルド君は興味ないかもしれませんが、自分は興味ありまくりです。
めちゃくちゃ知り合いみたいな感じでしたし!

 ちなみに関係ないですが、ローラ姫と思わしき人が出てきていますが、ルビス=ローラ姫を押している自分からするとちょっと引っ掛かりを覚えます。
関係性としては石になったことがポイントではないでしょうか?
ほら、3でもルビス様石になっていたので!
石になることで、神の力と肉体を分けて同時に存在できるとかうんぬんかんぬんとか、ないですかね?
なので、彼女はローラ姫であって、ローラ姫ではないです。
だからこそ、姫とだけ呼ばれていて、名乗らなかったのではないでしょうか?
そのあたりすごくワザとっぽい気がするんですよね。

 それが闇の戦士にも言えます。
闇の戦士も勇者であると臭わせているにもかかわらず断言していません。
だからこそ、勇者であって、勇者ではない。
では、何者か? そこが妄想ポイントだと思った次第です!
実質、闇の戦士は倒せないんですよね! 逃げちゃうんです。
いやもう、今後の展開を妄想した過ぎますよね!
いずれそれも形にできたらなぁって思います。
FC版では復活の呪文を唱えて赤くなるんですよ。
リセットしない限り場面が展開することはありません。
宣伝動画なのを見る限り、ビルダーズもそれを基盤にしていると思っています。
つまり、SFC版以降の夢落ちではないところが、ポイントではないかと!
ちなみに、聞いた復活の呪文を入力するとすべて初めからになります。
セーブができる状態になった場合そうなってしまうとあまりに酷いということで、夢落ちになったのではないかと思っております。

 閑話休題

とりあえず、ビルダーズの魅力はそんな感じです。(強制終了)

 

【からっぽの世界で】

 
 いろいろと精神を打ちのめされました。
ムーンブルク編はもう心がバキバキでしたね。
2週目をする気が起きないぐらいです。
かなり、堪えました。

 にくい演出だと思っております。
一度はプレイしてほしいと思います。

 ただ、一つだけわからないといいますか、2の続きのようで続きでない感じがあるのです。
それはビルダーズの解釈によって変わるという感じですね。

一つはメルキドの存在です。
もう一つはB2の主人公がB1の子孫だと言われているところです。

 B1主は存在が消えてしまうことは避けられないと言っています。
しかし、望めばその体は再び戻るのではないかとも言われています。
あと、最後の最後に出てきたあのシーンの解釈として、夢落ちだとしたら、英雄になった夢だったとしたら、1の世界から2に通常りに繋がっていると考えることもできます。
普通に結婚して、ビルダーとして日々過ごしてハッピーエンドでも問題はないと思います。

 しかし、そうなると一つだけわからないのは先ほど上げたメルキドの存在です。
2では、竜王の曾孫がこういうのです。
「かつてのメルキドと呼ばれた町」っと
 それがなかったら、ゲーム上のマップにないだけで実際は存在しているともとれるのですが、「かつて」とつけられてしまうと、あの世界では存在していないと、とらえてしまいます。

 ですが、B2主の出身地がなんとメルキドなんです!
メルキドと言えば、B1主の覚醒した場所であり、話の流れから出身地ととらえることができる場所です。
つまり、もしもの世界からB2に繋がっていると仮定するならば、メルキドが存在しててもおかしくはないのです。
しかし、そうなるとロトの子孫の3人はいったい誰だったのか?
勇者の存在…。そして、しろじい。
これはもう、妄想しがいがありますよね!
自分の中での落としどころが決めかねていますので今回の小説はごまかしていますが、こう語られない部分を考えるのが楽しいです。
もしかしたら、自分が回収しきれていないものもあるかもしれませんので、間違っている部分がありましたら、指摘していただければと思います。

 

 小説のあとがきなんだか、ただの妄想垂れ流しただけなんだかという感じになりましたが最後まで読んでくださってありがとうございます。
今回は以上になります。